70年代日本語ロックの名曲が再び! 人気コンピ『喫茶ロック』25周年記念盤が3タイトル同時発売へ

2001年に登場し、1970年代の日本語ロックを改めて世に紹介したコンピレーション・シリーズ「喫茶ロック」が、発売25周年を迎える。これを記念した新編集盤『喫茶ロック25』が11月25日、ソニーミュージック、日本コロムビア、ビクターエンタテインメントの3社共同企画として、3タイトル同時に発売される。
『喫茶ロック』は、フォークロック、カントリーロック、ソフトロックなどの文脈から70年代の日本語ロックに光を当てたシリーズ。当時の若手アーティストたちの間で広がっていた“フォーキー”な感性とも呼応し、それまで埋もれがちだった楽曲やアーティストを再評価するきっかけとなった。
今回の『喫茶ロック25』では、過去のシリーズ収録曲をベースに、テーマごとに再編。さらに各タイトルに新規収録曲も加え、70年代の音楽を現代の視点から捉え直している。
ソニーミュージックから発売される『喫茶ロック25 ~ 風をあつめて』には、はっぴいえんど「風をあつめて」、センチメンタル・シティ・ロマンス「うん、と僕は」、GARO「地球はメリーゴーランド」、赤い鳥「忘れていた朝」、よしだたくろう「高円寺」などを収録。南正人、五つの赤い風船の新規収録曲も含む全20曲となる。
日本コロムビアの『喫茶ロック25 ~ つむじ風の朝』には、ブレッド&バター、久保田麻琴と夕焼け楽団、ビリー・バンバン、日暮し、佐藤奈々子らの楽曲を収録。ビクターエンタテインメントの『喫茶ロック25 ~ 詩人の末路』では、頭脳警察、金森幸介、チェリッシュ、西岡たかし、五つの赤い風船、マイ・ペース、岡本正らの楽曲が並ぶ。それぞれ20曲入りで、いずれも税込み価格は3300円。
監修・選曲とライナーノーツ執筆を担当するのは、2001年の「喫茶ロック委員会」のメンバーでもある音楽ライターの栗本斉。今回の企画では、貴重なカタログ音源を掘り起こすだけでなく、老舗喫茶店を撮影した写真をアートワークに使用するなど、音楽と「昭和喫茶」のカルチャーを結び付けている。
単なる過去作品の再発ではなく、いま改めて聴くことで見えてくる70年代日本語ロックの魅力を提示する『喫茶ロック25』。当時を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に響く——そんなシリーズになるはずだ。
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