6割弱が通信制高校は「自分らしく学ぶため積極的に選ぶ学校」 プレマシードが「自分らしい学びに関する実態調査」

通信制高校の紹介サイト「Go通信制高校」を運営するプレマシード(東京)は、今の学びへの満足度や自分らしい学びとは何かを探ることを目的に、「自分らしい学びに関する実態調査」を実施した。
調査は8月28日~9月1日にかけて、15~18歳の男女200人(うち不登校予備軍100人)、19~22歳の男女200人(うち不登校予備軍100人)、計400人を対象に行った。同調査での「不登校予備軍」とは、中学校・高校の在学中に「学校に行くことがつらい」「行きたくない」「行こうとしても行けない」と感じる状態がおおむね2週間以上続いた経験がある人を指す。
まず、「通信制高校に関する意見についてあなたはどの程度そう思いますか」というテーマで質問。「通信制高校は、不登校や学校への行きづらさを経験した人が、学びを再開し、生活を立て直す選択肢になり得る」という項目には、「とてもそう思う」と「ややそう思う」を合わせて、61.3%が「そう思う」と答えた。また、「本人が自分に合う環境や学びを求めて積極的に選ぶ学校の一つだと思う」は58.5%が「そう思う」と回答。これは、「全日制高校に通うことが難しい人が仕方なく選ぶ学校」の43.0%を上回った。
「学校生活や学びを無理なく続けるために、特に重要だと思うものを3つまで選んでください」との質問でトップになったのは、「安心して過ごせる場所があること」で25.8%。次いで「自分らしくいられること」が23.8%、「自分のペースで学習できること」が20.3%だった。
「学校にもっと多くあれば、『学校や学ぶことが今より楽しくなる』と思うものを3つまで選んでください」との問いでは、上位3項目が、「自分の好きなことや得意なことから始める学び」33.8%、「基礎から分かりやすく教えてもらう学び」26.8%、「実践的な学び」・「取り組みや成長も評価される学び」がともに23.8%だった。
「『将来の選択肢を広げる』『自分らしい生き方を考える』という点で、特に役立つと思う学びを3つまで選んでください」では、 「自分の好きなことや得意なことから始める学び」が31.0%で最も高く、次いで「進学、資格、仕事につながる実践的な学び」が29.3%、「体験を通じた学び」が24.3%だった。
「自分に合った環境や、望むような学びが今より充実した場合、どのような変化があると思いますか」(複数回答)に対しては、「人生の選択肢が広がる」が31.8%でトップ。次いで、「好きなことや得意なことが分かる」が30.0%、「学校が今より楽しくなる」が29.3%、「自信を持ちやすくなる」が28.8%だった。
プレマシードの代表取締役・岩田彰人氏は今回の調査を受けて、若者が求めているのは、決められた環境やルールに自分を合わせる学びではなく、自分に合う環境のもと、自分のペースで好きなことや得意なことを生かせる学びだと分析。通信制高校は全日制高校に行けない人が代わりに通う場所ではなく、自分に合った環境を選び、自分らしい学びを実現するために、積極的に選べる進路の一つだと指摘する。岩田氏は「通信制高校は全日制高校に通えない生徒の受け皿にとどまらず、自分に合った学びの環境を選ぶ進路の一つになっている」との見方を示した。

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