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囲碁・将棋

     

共同通信社が主催・事務局を務めるタイトル戦

 

 

将棋の世界には「名人戦」など、新聞社などが主催しているタイトル戦が8つあり、これを「公式八大タイトル」と呼んでいます。

 

棋王戦はその中の一つで、共同通信社が主催し、契約新聞社に予選から5番勝負までの観戦記を、契約21紙に配信しています。

 

1974年、共同通信社が主催していた日本最強者決定戦と古豪新鋭戦を統合し、翌75年に棋王戦がスタート、以来、契約紙の紙面を飾ってきました。93年の第19期には天王戦と合体して大型化、現在に至ります。

 

ベスト4からは敗者復活方式を採用しているのが特徴で、本戦準決勝、決勝の敗退者は敗者復活戦から再び挑戦を目指すことができるのが妙味を深めています。

 

最新情報(日本将棋連盟)

 

碁聖戦は、河北新報、新潟日報、信濃毎日新聞、静岡新聞、北國新聞、京都新聞、山陽新聞、中国新聞、四国新聞、高知新聞、熊本日日新聞、南日本新聞、沖縄タイムスの13紙で構成する新聞囲碁連盟主催の棋戦です。

 

1951年に日本棋院最高段者トーナメント戦として発足、日本棋院第一位決定戦、全日本第一位決定戦と発展していき、1975年に碁聖戦へ移行しました。棋聖戦、名人戦、王座戦、天元戦、本因坊戦、十段戦と並ぶ七大タイトル戦の一つで、予選から日本棋院、関西棋院の全棋士が参加。5番勝負は毎年6月から8月ころにかけて行われ、囲碁夏の陣といわれています。

 

最新情報(日本棋院)

 

囲碁の国内プロタイトル戦には、タイトルホルダーに挑戦する挑戦手合形式の棋戦と、毎回トーナメントで優勝者を決めるトーナメント棋戦があります。

 

前者には碁聖戦、棋聖戦、名人戦(いずれも7番勝負)など、後者にはNHK杯などがあり、男女の区別なく対局が行われています。

 

これに加えて、女性のプロには女性棋戦への参加資格があります。女流本因坊戦や女流名人戦などの国内棋戦のほか、女性の国際棋戦もあります。

 

その中において、共同通信社が主催する女流本因坊戦は、女性棋戦唯一の5番勝負の形式をとっており、女性棋戦の中で最高峰の地位を占めています。

 

予選特選局から5番勝負までを契約9紙に配信しています。

 

最新情報(日本棋院)