2027年卒の採用方針に関する調査 学生時代の経験・実績は重視しない!?
高市政権の誕生によって、景気の先行きに期待が生じている中で、就活戦線はどうなるのだろう? キャリタス(東京)が全国の主要企業1万6757社(回答社数:1064社)を対象に、2027年卒者の採用方針についての調査を実施したところ、拡大傾向を維持していることがわかった。調査期間は1月26日 ~ 2月5日。
2027年3月卒業予定者の採用見込みを聞いたところ、「増加」21.7%、「増減なし」58.6%、「減少」10.0%。増減なしが多数派だったものの、トータルでは増加傾向だった。学生に優位な売り手市場は27年卒採用においても続きそうな状況といえる。もっとも、「増加」予定企業の割合は3年連続で下がっており、拡大のペースに落ち着きが感じられる。また、「採用予定人数の確保より学生の質を優先」とする企業が全体の72.1%を占めており、売り手市場と言っても、就活戦線の学生は気を引き締めて向き合っていった方が良いだろう。
選考で重視する点については、人柄重視の傾向が顕著だった。「とても重視」する項目で最も多かったのは「人柄・性格」で、75.8%の企業が選んだ。次に多いのは「志望度・入社意欲」(53.6%)で、内定辞退や早期離職防止を考えているようだ。一方で「学生時代の経験・実績」をとても重視する企業は9.7%に過ぎず、「重視しない」という回答が30.7%と3割を超えた。この点は学生の参考になりそうだ。求める資質としては「コミュニケーション能力」が文系、理系ともに最も多かった。
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