クレジットカード平均保有枚数は2.84枚 使っていない“休眠カード”を持っている人はどれくらい?
キャッシュレス決済が広がる一方で、利用されないまま財布や自宅に眠るカードの存在も少なくないようだ。マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京)は、全国の20~69歳を対象に実施した「クレジットカードに関する調査(2026年)」の結果を公表した。有効回答数は1100サンプル。
調査によると、クレジットカードの保有率は78.5%で、保有者の平均枚数は2.84枚。年代別では若年層ほど保有率が低い。また、保有者のうち「あまり使っていないカードがある」と答えた人は5割を超え、使っていないカードの平均枚数は1.28枚。「1枚」が30.8%、「2枚」が11.6%と、複数枚を“休眠”させている人も少なくない。「6枚以上」と答えた人も3.6%いた。
保有しているカードの種類では「ネット銀行系」がトップ。次いで「銀行系」「通信・キャリア系」「流通・スーパー・コンビニ系」が2割台で並んだ。ただし「流通・スーパー・コンビニ系」は50代以上で3割を超える一方、40代以下では2割未満と、年代による利用傾向の違いが際立つ。
入会のきっかけとして最も多かったのは「年会費無料」(45.9%)。以下、「ネットショッピングの決済のため」「ポイント還元率の高さ」「入会時の特典、キャンペーン」が続き、費用負担の軽さと利便性が加入動機の中心となっているようだ。
一方、使わなくなったカードの種類は「銀行系」「ネット銀行系」「流通・スーパー・コンビニ系」「信販・クレジットカード会社系」が拮抗。60代では「流通・スーパー・コンビニ系」、50代では「信販・クレジットカード会社系」が使われていない割合が高かった。使わない理由としては「他のカードの方がポイントが貯まる」「なんとなく使わなくなった」「管理枚数を減らしたい」が上位に並び、特に女性50~60代でポイント重視の傾向が強い。
主な支払方法では「現金」「QRコード」「クレジットカード」がともに3割前後。クレジットカード利用者の中では「タッチ決済」が最も多く、年代が上がるほど利用率が高い。一方、QRコード決済は若年層ほど利用が進んでいる。
キャッシュレス手段が多様化する中、カードの“持ちすぎ”や“使い分け”が課題として浮かび上がった今回の調査。今後は、自分にとって最適な「メインカード」を絞り込みたいという人も増えるかもしれない。
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