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大津市の梅林で「梅狩り」体験 梅を使った限定メニューやイベントも

大きく育った城州白梅の実
大きく育った城州白梅の実

 大津市にある梅林「寿長生の郷(すないのさと)」(叶 匠寿庵・滋賀県大津市)で、菓子原料として育てている約1000本の梅の実が大きく育ち、収穫を迎える季節となった。6万3000坪の敷地にある梅林で、最も多く育てている「城州白梅(じょうしゅうはくばい)」の実を一般客が収穫できる毎年恒例の収穫体験「梅狩り」(昨年参加者3118人)が、6月10日(土)~7月2日(日)の日程で開催される。たわわに実った城州白梅の実を袋に詰め放題で、1袋税込み1650円。期間中の10時30分~16時(最終受付15時15分)開催。水曜定休。

城州白梅
城州白梅

 「城州白梅」は、京都府城陽市の青谷地域でしかほぼ栽培されていない品種で、大粒で果肉が厚く、桃のような高い香りが特徴。創業者が多数の品種から菓子に合う素材を探し求めてたどりついた品種という。

 叶 匠壽庵の本社・寿長生の郷では、1985年の開設以来、敷地内の農地で菓子の原料にする梅やユズを育てており、中でも梅の木は観賞用や交配用も含め、紅白合わせて現在10品種約1000本を植えている。城州白梅は、毎年春に真っ白な花弁をつけ、梅林一面にほのかに甘い香りが漂う。6月になると大きく育った実を収穫し、自社の梅蔵で菓子に使う梅酒へと加工するほか、苑内での販売や梅ジュースなどへの商品化をしている。

遊山つづら(梅)
遊山つづら(梅)

 「梅狩り」期間中は、収穫体験のほかにも、梅を使用したパンや限定メニュー、城州白梅ソフトクリーム、希少な天然氷から作るかき氷「氷室守」など、この時期にしか食べられない商品を各所で用意している。また、制限時間内に収穫した5粒の梅の重量を競い豪華景品を贈呈する「梅狩りグランプリ」は、子どもの部(小学生対象)が6月18日(日)13時から、大人の部(中学生以上)が7月2日(日)13時から開催される。参加費無料。梅狩り中に1番重いと思う梅を1粒選んで計量し、記録更新をすると菓子が贈呈される「梅大玉コンテスト」は、6月25日(日)10時30分~16時の随時。いずれも参加費無料。

 もぎたての城州白の梅ジュースを自宅で簡単に手作りできるキット「遊山(ゆさん)つづら(梅)」(梅500g・氷砂糖500g・保存瓶・ようじ・梅ジュースレシピ、税込み3520円)の販売も。オリジナル梅ジュースレシピ付き。このキットと城州白梅のみ(1kg・同1080円)は、オンラインショップでも取り寄せできる(6月10日~6月25日受注分を販売・送料別)。

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