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松本潤さんが着用した甲冑を期間限定で展示 静岡の「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」

金陀美具足(久能山東照宮所蔵)
金陀美具足(久能山東照宮所蔵)

 徳川家康公が人生の3分の1を過ごした静岡市。遺言により同市内の久能山東照宮に埋葬されるなど大きなゆかりを持つ。その静岡市にある「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」で、今年1月から放送されているNHK大河ドラマ「どうする家康」で使用された「金荼美具足(きんだみぐそく)」が展示される。徳川家康役の松本潤さんが撮影で着用した甲冑(かっちゅう)で、期間は6月10日(土)~6月21日(水)まで。

松平元康衣装(複製品)
松平元康衣装(複製品)

 「金荼美具足」は、家康公が松平元康と名乗っていた頃、桶狭間の戦いで大高城に兵糧を運び込む際に着用したと伝わる金色の甲冑。実物は重要文化財に指定され、現在、静岡市にある久能山東照宮が所蔵している(久能山東照宮所蔵品は「金陀美具足」と表記。久能山東照宮博物館では現在一般公開されていない)。期間中は、ドラマ初期に登場した松平元康時代の衣装(小袖・小袴)も再展示し、家康公の衣装2点がそろう。

 「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」は、今年4月28日に一部リニューアル。大河ドラマ12話までに描かれた家康公と今川氏の関係や、明治時代に「静岡」と改称されるまで約1200年間、駿河国の中心都市として栄えてきた“駿府”との関係を振り返るとともに、駿府城跡の発掘調査で見つかった今川期の出土品など、静岡市ならではの展示物が加わっている。

金陀美具足プラモニュメント
金陀美具足プラモニュメント

 また、家康公の甲冑をモチーフにしたプラモニュメントが、静岡市葵区駿府町の駿府城外堀城代橋付近に設置されている。大河ドラマ館から無料シャトルバスでアクセス可能(バス停「歴史博物館」下車すぐ)。撮影スポットとしても楽しめる。

 ■「静岡大河ドラマ館」

所在地:静岡市葵区宮ケ崎町102 静岡浅間神社境内

開館期間:2024年1月28日(日)まで、無休

開館時間:9時~18時(17時30分最終入館)

入館料:大人400円、小中高生200円(静岡市民は割引料金あり)、未就学児無料

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