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ロアッソ熊本(20年連続20回目)

 11年間保ち続けたJ2の座から昨季陥落。初のJ3で迎えた今季は「1年でのJ2復帰」が至上命令だ。開幕当初は自陣での球回しの不安定さや攻撃のバリエーション不足で下位に甘んじた。しかし、徐々に連係が深まって第6節以降は連勝を重ね、天皇杯出場を懸けた熊本県選手権決勝はその勢いのまま東海大学熊本に3-0で圧勝した。

 昨季から指揮を執る渋谷洋樹監督が求めるDFラインからパスをつなぐサッカーで東海大熊本を揺さぶり、前線からのプレスも機能し、主導権を握り続けた。ただ、リードしてからの攻撃に雑さも見られたため、指揮官は「連係のレベルを上げたい」とさらなる質の向上を求める。

 天皇杯の最高成績は2012年の16強。渋谷監督は「出場するからには元旦の新国立競技場を目指す。県代表として全国に熊本の名を売り込みたい」と意気込む。

 

(熊本日日新聞)

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