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ヴァンラーレ八戸(2年ぶり8回目)

 今季、青森県初のJ3チームに昇格したヴァンラーレ八戸が天皇杯への切符を手にした。

 県予選決勝では、昨年準決勝で敗れたブランデュー弘前FC(東北社会人リーグ1部)と対戦。前後半は両チームともゴールを割れず、無得点で延長戦に突入。延長後半7分、今季新加入のFW上形洋介が待望の先制点を挙げたが、直後に失点し試合はPK戦へ。GK花田力が相手の5人目で好セーブし、最後に主将のDF須藤貴郁がシュートを決めて接戦を制した。

 今季から采配をふるう大石篤人監督は、昨季課題となった決定力不足を解消すべく選手たちに「チャレンジングなサッカー」を要求。選手たちは攻めの姿勢を磨き、今季ほぼ毎試合得点を挙げるなど着実に成果を挙げている。2年前の天皇杯では名古屋グランパスエイト(当時J2)に敗れ、3回戦で涙をのんだ。大石監督は「J1チームと戦える貴重な場。勝ち上がって八戸の名を全国に知らしめたい」と抱負を述べた。

 

(東奥日報)

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