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MD長崎(2年ぶり3回目)

 長崎県選手権大会の決勝で0―2の後半に3ゴール。大逆転で2年ぶり3回目の天皇杯出場を決めた。主力が20代後半の社会人チームながら、ハードワークが代名詞の長崎総合科学大学を相手に終盤ひっくり返す見事な試合運びだった。

 1970年創設の三菱電機長崎サッカー部が前身。現在は名称変更し、長崎日大高、長崎南山高、創成館高、長崎総合科学大など地元強豪校のOBが集まるチームになった。選手たちは多種多様な職場で働きながら、「再び天皇杯へ」を合言葉に平日夜の練習を重ねてきた。

 基本フォーメーションは「4―1―4―1」。クレバーなプレーをするCB上野は攻撃面でもセットプレーの大きな武器となり、1トップの深町は足元の技術が高い。監督も兼ねるMF安武はピッチ内で戦況を敏感に感じ取り、的確な指示を飛ばす。1回戦を勝ち上がり、2回戦で地元JチームのV・ファーレン長崎に挑戦したい。

 

(長崎新聞)

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