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環太平洋大学(9年ぶり2回目)

 中国大学リーグ4連覇中の環太平洋大学が2010年以来9年ぶりの本大会出場権を獲得した。

 岡山県代表決定戦の決勝は昨年敗れた三菱水島FC(中国社会人リーグ)と対戦。前半17分のFW田中翔の豪快なミドルシュートを皮切りに4ゴールと攻撃が機能し、守備も終盤の1失点で快勝した。本大会1回戦はJ3ガイナーレ鳥取(鳥取県代表)が相手。「Jチームを倒すことが目標。一丸で戦いたい」と部員約260人を束ねる主将のDF土居晃貴は気合をみなぎらせる。

 チームは決定力の高いFW赤木直人、ボール奪取に優れるMF森園貴仁、対人に強い土居晃貴とセンターラインに実力派の4年生が並ぶ。基本布陣は4―4―2。ボールを丁寧につなぎながら相手守備陣を切り崩すサッカーを特長としている。

 率いるのは現役時代に横浜フリューゲルスなどで活躍した桂秀樹監督。昨年は総理大臣杯で16強に導くなど卓越した手腕を発揮し、地方から全国で通用するチームを毎年つくり上げている。

 

(山陽新聞)

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