KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

アルテリーヴォ和歌山(11年連続11回目)

 アルテリーヴォ和歌山は和歌山県大会の決勝で海南FCを5-0で下して、11年連続で天皇杯出場権を獲得した。

 日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指すチームは今季、久保裕一、林祥太、三浦修などのJリーグ経験者を獲得。白明哲ら新卒ルーキーも持ち味を発揮してチームに貢献しており、昨年までのレギュラーが控えに回るなどチーム内のポジション争いが激しくなっている。チームの土台は固まっており、その上で就任5年目を迎える坂元要介監督は「(戦い方の)基本は変わらない。それが狙えないとき、相手を見てどう対応するのかが問われる時期に来ている。ゴール前まで運んでからのパスやクロスといった最後の質やセットプレーを磨きたい」と話している。攻撃の起点として期待される林は「いい距離でボールを受けて、展開していきたい」とゴールへの道筋をイメージする。

 これまで天皇杯ではJリーグのチームに勝ったことがない。主将の大北啓介は「Jクラブと対戦できる可能性がある。その想定や経験が、意欲や自信にもなる。あと一つ、あと1分のプレーを突き詰めて、みんなで団結して戦いたい」と意気込みを語った。

 

(雨堤俊祐)

天皇杯サッカー