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福島ユナイテッドFC(4年連続4度目)

福島ユナイテッドFC

平成23年度 福島民報杯 NHK杯 第16回福島県サッカー選手権大会決勝でJFAアカデミー福島を2-1で破って4連覇を達成し、4年連続の出場を果たした。
2002年に10代から20代の若者が集まり、Jリーグを目指す「福島夢集団」を設立。2004年にJリーグを具体的に目指す活動のため、まったくのゼ ロから「福島夢集団JUNKERS(ユンカース)」を設立。同年、福島県社会人サッカーリーグ3部リーグに加盟した。2005年に県社会人リーグ3部リー グ(西ブロック)で優勝。翌年には同2部リーグで2位となり県1部昇格を決めた。2007年、東北地区社会人リーグ2部南ブロック2位となる。
昨年2月、前ファジア―ノ岡山監督の手塚聡氏が監督に就任。チーム名は、「UNITED=ひとつになる」の意味に由来し、チーム・選手・スタッフ・サ ポーターが“ひとつ”になって活動していく、福島が“ひとつ”になって福島の発展・活性化のために活動していくことを目指している。東日本大震災と東京電 力福島第一原発事故の影響で主力選手を含む七人が退団したが、「福島で頑張ろう」とチームとサポーターの結束は一段と強くなり、Jリーグへの道を一歩ずつ 進んでいる。
県代表決定戦決勝戦では、開始早々の前半2分に左サイドのコーナーキックからMF金功青が左足で浮かせたボールに「ファーストチャンスから狙っていた」 と集中して試合に臨んだFW時崎塁が飛び込み、先制点を挙げた。後半は高い位置での守備から流れを作り、開始5分にFW久野純也が決勝点記録した。久野純 也は、「福島に明るいニュースを届けたい」と天皇杯での勝利を誓った。
昨年の天皇杯ではソニー仙台FCに延長戦の末、惜しくも敗れた。今年は1回戦を突破するとJ1ジュビロ磐田と対戦する。主将の青柳雅信は「Jリーグのク ラブとの公式戦は貴重な経験。成長の糧にする」と全国での活躍を誓った。福島ユナイテッドFCの全国での活躍は、福島県に希望と元気を与えるものとなる。

(福島民報)