KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

JAPAN サッカーカレッジ(3年連続11度目)

JAPAN サッカーカレッジ

サッカー専門学校の生徒を中心とした、平均年齢20歳の若いチーム。2009年に就任した辛島啓珠監督が率いて、天皇杯県予選を3連覇した。北信越リーグを制し、JFL参入を目指している。経験値の少なさを走力でカバーする。
中央からでもサイドからでも攻め込める変幻自在の攻撃が特長。攻撃の要は右サイドハーフの10番池川修平。判断力に優れたドリブラーで、1対1の場面で 仕掛けることができる。パスワークにさえ、足元の技術が確かなオールラウンド型プレイヤー。井上寛太と今井隆浩のダブルボランチが攻撃の組み立てを支え る。井上はU-16、17の日本代表に選出されたことがあり、今井もインターハイなどの経験を積んでいる。豊富な運動量で前線に顔を出し、バランスよく守 備にも加わる。
左サイドハーフは高瀬証か佐藤雄亮を使い分ける。高瀬は爆発力があり、動き出しのスピード、反応が抜群。シュートセンスも良い。佐藤はセンターバックと GK以外でプレー可能な器用な選手。ドリブルからのパスも、クロスの精度もある。右サイドは池川のほかに、速さのある前野良平も出番をうかがう。
武士俣雄己と植田雅之が2トップを張る。昨年は北信越リーグなどでも出場機会の少なかった武士俣だが、得点への貪欲な姿勢が評価され、今季は試合を重ね ながら着実に得点力を上げている。献身的な選手。植田はゴールへの嗅覚に優れており、リーグ戦でも得点を量産している。控えにはアルベス・タケオ。テク ニックがあり、攻撃センスが光るポストプレーヤー。
守備陣は右サイドバックに主将の松井直。左サイドバックには寺田卓哉、センターバックには市川祐樹と谷幸樹が予想される。攻撃的な意識の強い、アグレッ シブな守備が特長で、引いて守ることより前に出ていくことのほうが多い。ゴールマウスは安藤和希が守る。努力家で、常に意識を高く保ってプレーする。
県予選決勝では、3連覇へのプレッシャーから緊張し先制を許したが、流れを引き寄せてからは波状攻撃を仕掛け、4-1で快勝した。

(新潟日報)