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阪南大学(3年ぶり11度目)

阪南大学

1965年に創部。94年に1部昇格以降、関西での学生タイトル獲得13回、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝1回と躍進を続ける一方、Jリーグに30人の選手を輩出し、育成面でも実績を残す。
今季は関西学生選手権に優勝。第16回大阪サッカー選手権大会決勝では、3-0で桃山学院大学を下し、3年ぶり11回目の天皇杯全日本サッカー選手権大会の出場権を獲得した。
攻撃陣には来季のJクラブ入りが濃厚な主将のMF井上翔太、2011年の全日本大学選抜で、6月に同選抜が出場し準優勝したアンジェロ・ドッセーナ国際 ユース大会(イタリア)で2得点と活躍し、大会MIPに選出されたFW泉澤仁、大阪サッカー選手権決勝でも再三右サイドを突破し、1得点を挙げたMF村山 拓哉やボランチもこなす谷本泰基、FWの中村雄大、奥野将平らタレントがそろう。大阪選手権決勝では10年全日本大学選抜の岩本知幸、先制点を挙げた永井 鷹也の両センターバックを中心に守備陣も安定感を見せ、1得点を挙げた右サイドバックの飯尾竜太朗の攻撃参加も光った。
天皇杯では1回戦でJFLの強豪SAGAWA SHIGAと対戦するが、「なんとか勝ってガンバ大阪とやりたいですね」と須佐徹太郎監督。「Revolution,On!(変革し続ける)」を合言葉 に、「仕掛けて崩して、そして勝つ」というアクションサッカーを標榜する阪南大が、「絶対に大阪の代表として緒戦に勝って、G大阪にも勝って、どんどんど んどんやっていきたい」(村山)と、「仕掛けて崩して、ジャイアントキリング」に挑む。

(フリーライター 尾崎ルミ)