世界的にも希少価値の高いアンティークオルゴールや、オートマタ(からくり人形)、自動演奏ピアノなど347点を所蔵し、それらを実際に鑑賞できる体験型音楽ミュージアム「永守コレクションギャラリー」（永守文化記念財団・京都府向日市)が、今年3月で開館一周年を迎える。一周年を記念して3月27日に、指揮者・佐渡裕氏を迎えて、ギャラリーを運営する永守文化記念財団 代表理事・永守重信氏とのスペシャルトークショーを開催する。テーマは「次世代に語り継ぎたい音楽 ～夢を叶える軌跡～」。

　また3月27日から5月28日(火)まで、同館では「春の特別展～美しい音をもとめて～『オルゴール職人たちの歩み』展」を開催する。東洋のスイスと呼ばれる長野県諏訪地方で国内初のオルゴール量産化を成功させた会社の軌跡を中心に、最新技術を駆使した次世代オルゴールを交えて「オルゴールの今」を紹介する。

　共に参加は無料。申し込みは「永守コレクションギャラリー」ホームページで。