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中国から贈られた鏡を通じてヤマト王権誕生の秘密を探る 九州国立博物館で特別展「卑弥呼の鏡―三角縁神獣鏡がヤマト王権をつくった―」、10月31日から

 九州国立博物館(福岡県太宰府市)で特別展「卑弥呼の鏡―三角縁神獣鏡がヤマト王権をつくった―」が、10月31日からスタートする。2027年1月11日(月・祝)まで。

 今から約1800年前、弥生時代末頃にあたる西暦239年、倭の女王・卑弥呼が中国・魏に使いを送り、皇帝から銅鏡百枚を贈られた。この「卑弥呼の鏡」中には、各地の古墳から出土する銅鏡「三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)」」が含まれていたと考えられている。卑弥呼と、それに続くヤマト王権は、この鏡を各地の王に配り、自らの権威を高めたとされる。同展では、最新の研究成果から、「三角縁神獣鏡」を通じて卑弥呼の鏡と、ヤマト王権の誕生の秘密をひもといていく。 

 鏡だけで合計103面を展示。これだけたくさんの鏡を集めた展覧会は、いまだかつて開催されたことがないという。最も直近に出土した鏡として、2025年に奈良県富雄丸山古墳から出土した三角縁神獣鏡も、奈良県外で初めて公開される。

 鏡のほか、武具などを含め、総出陳件数は230件に上る。うち国宝8件、重文108件、地方指定17件と、貴重な展示品が数多く展示される。

  観覧料(当日券)は、一般1000円、大学生1200円。高校生以下・18歳未満、障がい者等とその介護者1人は無料(学生証・生徒手帳、障害者手帳等の提示が必要)。チケットは会期中、会場のみで販売する。上記料金で4階「文化交流展(平常展)」も観覧できる。

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