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浜松市のスクロール360がカスハラ対策推進企業に認定 日本コンタクトセンター協会制定の新制度

 流通業者へのマーケティング支援などを手がけるスクロール360(静岡県浜松市)はこのほど、一般社団法人日本コンタクトセンター協会(東京都千代田区)が制定した「コンタクトセンター カスタマーハラスメント対策推進企業」に認定された、と発表した。

 スクロール360によると、同認定制度は、近年社会問題化しているカスタマーハラスメント(カスハラ)について、日本のコールセンター業界で初めてカスハラ対策に主体的に取り組む企業を認定する新たな仕組みで、2025年10月1日より開始した制度。コンタクトセンター協会の会員企業が対象で、責任者の選任、基本方針の公開、相談窓口の設置など9項目の誓約が条件だという。

 スクロール360はこれまで、具体的な取り組みとして、「カスハラ対策プロジェクト」を発足し、組織として対応するための基本方針の策定・マニュアルの整備などを実施してきた。今後は、カスハラへの毅然(きぜん)とした対応により、従業員の心理的負担を軽減する「従業員の安全確保」や、安心して働ける環境構築によるオペレーターの定着率向上・対応スキルの蓄積・向上といった「人材定着とスキル向上」などに取り組む方針だとしている。

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