北陸応援割、行こうと思っていた宿があっというまに満室、という人気ぶりだ。でも、旅するだけではなく、そこで仕事もしながら地域経済に貢献できるというユニークな企画がある。「北陸おてつたび 特集」（おてつたび・東京）では、石川や福井県でホームステイのように働きながら旅ができる方法が見つかる。北陸の魅力を発信するフォトコンテストも開催する。

　「おてつたび」は、短期アルバイトと旅を組み合わせた人材マッチングサービスで、短期的・季節的な人手不足に悩む旅館や農家などと、働きながら旅をしたい旅行者をウェブ上でマッチングしている。今回は、北陸地域における人手不足の解消と地域経済の活性化を目指した企画の紹介。石川・福井・富山・新潟の北陸4県で実施される「おてつたび」の特集だ。たとえば富山県黒部市の「宇奈月延対寺荘」では、大浴場やパブリックスペース、部屋の清掃などを行う7人を募集。期間は3月15日～5月10日(期間内に入れ替えあり）だ。

　旅先で働くことで報酬を得ることができ、寮やホームステイのような形態で宿泊費も無料。仕事を通じた交流や経験を旅の思い出として持ち帰ることができる。