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「阪神・淡路大震災」から29年  被災者を支えた「しあわせの村」で“記録写真展”

 宿泊・レクリエーション施設などを備える兵庫県神戸市の総合福祉施設「しあわせの村」(こうべ市民福祉振興協会・神戸市)で1月31日(水)まで、「阪神・淡路大震災 しあわせの村記録写真展」が開催されている。

写真展(1)

 1995年1月17日5時46分に発生した阪神・淡路大震災では、マグニチュード7.3、最大震度6を観測。内陸で発生した「直下型地震」であったため居住地域を直撃し、神戸市を中心とした阪神地域と淡路島北部に深刻な被害をもたらした。神戸市内に位置しながら被害の少なかった「しあわせの村」では、震災後、神戸市民に施設を開放し、632戸の仮設住宅を建設した。

 未曽有の大地震から29年が経過。写真展では、震災を体験していない若い世代に向け、しあわせの村における避難所や仮設住宅の様子、温泉の開放、自衛隊や他都市からの救援活動、全国から寄せられた救援物資など、当時の様子が分かる記録写真を多数展示している。観覧無料。

 「しあわせの村」では、災害復興や被災者支援に力を注いだ人たちが集まり、次世代とともに話し合う「1.17伝承合宿」がNPO法人主催で2023年11月に開催され、県内外から10歳~70代の約60人が参加した。

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