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疾患や障がいで旅を諦めない  医療従事者が寄り添う旅行アテンドサービス「そいたび」

 「故郷に帰りたい」「あの人にもう一度会いたい」「家族と一緒に過ごしたい」「あの場所にもう一度行きたい」「きれいな景色を見に行きたい」――。病気を持っている人にも、介護が必要な人にも、そんな思いを諦めないでほしいと、医療従事者(理学療法士と看護師)が寄り添う旅行アテンドサービス「そいたび」(ミモサポート・福岡市)がスタートする。

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 年齢や障がいでやりたいことをあきらめてしまう人を一人でも減らしたいと、医療従事者たちが立ち上げたプロジェクト。「一人では外出できない」「周りに迷惑をかけたくない」「旅先で何かあったらどうしよう」「何をどうやって調べたら良いのか、誰に相談したらいいか分からない」など、さまざまな不安で旅行を諦めてしまっている本人や家族。そんな時に頼れる場所があれば“諦める”という選択肢はなくなるかもしれない。

 同サービスでは、下見を行い、旅先で起こるかもしれないリスクや注意点を把握。旅行者の疾患や状態に合わせてスケジュールを立案する。また、旅行会社の協力も得ることで、利用交通機関の手配など旅行事業に関する支援を整えている。旅先での緊急時対応については、主治医や担当ケアマネジャーなどと事前に打ち合わせを行い、旅行に必要な情報を収集。旅先で何かあった時の緊急時対応のため、診療情報提供書の準備や旅行先の受け入れ可能な医療機関の情報も事前に把握して、安心して旅行に行ける環境を整える。さらに、医療現場経験を豊富に持つ理学療法士・正看護師が旅行に同行。医療従事者目線でリスク管理を行う。短時間から半日の外出の付き添いや、冠婚葬祭出席時のサポートなどの相談にも応じるという。

 

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