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全国初!戸田市で議員の服装自由化 傍聴者の服装規定も削除

Interior of the Dutch parliament
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 議会の傍聴に行ったことがある、もしくは議員経験がある、という人でないと、あまり意識を向けたことがないかもしれない議会での服装規定。リボンや下駄がダメだったり、“異様な服装”という定義が不明確な格好が禁止されていたり。埼玉県の戸田市では、この12月定例会から「戸田市議会・インクルーシブ・スタイル」として、議員と傍聴者の服装自由化を実施する。こういう取り組みは全国で初めてだという。

 戸田市議会では、議会での服装規定を見直すべく、今年の3月定例会から1年間を試行期間として、服装の自由化を試行してきた。取り組みが議会内で定着してきていることや、今年開催された早稲田大学マニフェスト研究所「第18回マニフェスト大賞」でもエリア選抜に選定されたことなどから、試行期間を短縮して本格実施することになった。

 服装の自由化に向けて市議会会議規則の一部を改正、「帽子、外とう、えりまきなどを着用してはならない」「見苦しくない服装をしなければならない」という規定を削除、傍聴人について定めた服装に関する規定も削除した。多様性、男女平等への意識変革や、市民にとって身近な議会となることを目指しているという。

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