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食品値上げ、夏は一服? 7カ月ぶりに減少

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 節約が身につきつつある昨今、食品の値上げラッシュはちょっと一服しそうというデータが公開された。帝国データバンク(東京)が食品メーカー主要195社における価格改定動向について調査したところ、8月の値上げは1102品目だが、数字は7カ月ぶりに前年から減少している。

 価格据え置き・内容量減による「実質値上げ」も対象に含んでの調査結果。家庭用を中心とした飲食料品のうち、8月に値上げする品目数は前年8月(2516品目)から約1400品目減・4割の水準にとどまった。値上げされるのは、乳価改定の影響を受けてパック牛乳やヨーグルトなどの乳製品、だし製品など調味料やジュース、シリアル製品、駄菓子など。身近なものが多く、消費者の「インフレ実感」は相変わらず強まるとみられている。

 9月はミソなど調味料や菓子を中心に約2000品目の値上げが予定されている。10月は日本酒やワインなど酒類を中心に4000品目を超え、秋には値上げラッシュが戻ってきそうだ。

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