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夏のヘアケア どうしたらいい?

 年々暑くなる夏。気象庁はいよいよ40℃以上の日を「酷暑日」と命名、警戒感がにじみ出る。毎年、日焼け止め、帽子、日傘といろいろケアしているつもりでも、気が付いたら髪がパサパサ、ということが。熱中症や肌の日焼け防止にばかり気を取られ、髪の対策まで手が回らなかった結果。そこで今年は、夏のヘアケアについて、髪のプロが集まるアートネイチャーの矢島和子さんにアドバイスを求めた。

Q:そもそも、髪への紫外線の影響はどんなメカニズムなのでしょうか。

 紫外線は4月頃から強くなり始め、5~9月上旬あたりが最も強くケアが必要な時期。紫外線でキューティクルがめくれ上がって中まで紫外線が届くと、たんぱく質やメラニン色素が分解されてしまいます。そうすると髪がパサついたり、色が変わってしまったり。まずは紫外線になるべく当てないこと、分け目など頭皮の日焼けにも注意が必要です。紫外線だけでなく、温度が高くなるとまるで松ぼっくりのようにうろこ状にキューティクルが開いてしまって、傷みやすくなったりはがれてしまったりというダメージにつながります。

Q:帽子をかぶると汗もかきますが。

 そうですね。きつめの帽子は蒸れてしまうので、通気性のよいゆるめの帽子や日傘がおススメです。日焼け止めというと肌に塗るタイプを思い浮かべることが多いですが、髪にも使えるスプレータイプのものがあるので、これを髪にスプレーしておくのも対策の一つです。

Q:洗髪で髪が傷んでしまうことも気になります。

 毎日髪を洗うのが基本ですが、夏は暑くて湯温を低くしたり、早くお風呂を出たくて洗い方が適当になってしまったりということも多いです。それでは汚れがきちんと取れないので、湯温は体温より上、38度くらいにしてしっかりシャンプーして下さい。メントールなどが入ったクール系のシャンプーを使うのもいいですね。ただし刺激が強すぎない程度のものを選びましょう。

Q:洗髪後のケアは?

 キューティクルを整えるためにしっかりドライヤーで乾かしましょう。最後に冷風でキューティクルを締めて整え、乾燥が気になるならオイルなどでの保湿ケアを。

Q:夏は海やプールで泳ぐことも多くなります。

 潮風と紫外線はもう最悪の組み合わせ。潮風はキューティクルをはがれやすくし、そこに紫外線が当たりたんぱく質やメラニン色素を壊してしまう。プールの塩素も同じです。そのままでいると、ずっとダメージを受けた状態になっているので、泳いだ後はしっかりシャンプーで洗い落とし、トリートメントなどでケアしてあげましょう。

Q:海外に旅行すると硬水の地域で髪がパサつくという人も多いです。

 国内でも地域によって微妙にpHが違っていますし、特に温泉などに髪をつけると硬水でパサつくことがあります。硬水はシャンプーの泡立ちが悪くなって、摩擦に弱いキューティクルがはがれてしまうので、しっかり泡立てて泡の中で洗うことが大切です。

Q:エアコンの影響は?

 冷風はキューティクルをしめるので整いやすくします。むしろ冬の暖房は逆なのでよくないですね。ただ長時間エアコンの中で乾燥すればやはり悪影響を与えるので、保湿などの対策が必要です。

Q:内側からの対策ということで、髪に良い食べものは?

 よく聞かれる質問です。髪はたんぱく質でできているので、良質なたんぱく質を摂ることはもちろん、ビタミンやミネラルも必要なので、結局バランスの良い食事ということに尽きます。紫外線に当たって酸化することへの対処として、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンA、B、C、Dも必要ですね。

Q:頭皮ケアは?

 季節を問わず、これが基本と言えます。手で触れる髪はすでに死んだ細胞ですが、これから髪が生えてくる毛根や、頭皮の中の細胞をケアしてあげるために、シャンプーする時も頭皮を動かしながらマッサージして血行を促進してあげることが大切です。

お話を伺ったのはアートネイチャーの矢島和子(やじま・かずこ)さん、埼玉県出身。1993年アートネイチャー入社。顧客の髪の悩み相談に助言するヘアーカウンセラーを経て、現在営業企画部兼外販商品営業部次長。社内ヘアーカウンセラーの育成指導のほか、商品開発や通販番組で活躍している。毛髪診断士。

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