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安全素材のクレヨンは野菜の色 フードロス削減目指し廃棄野菜などを使用

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 やさしい色のクレヨンは、環境にやさしい原料でできている。近鉄沿線地域で生産された青果で、廃棄されるものを原料に使用した「おやさいクレヨン」(近鉄リテーリング・大阪市)が3月29日に発売される。地域商品ブランド「irodori kintetsu」事業の一環として、株式会社mizuiroと株式会社果実工房の協力のもと、フードロスへの取り組みと新たな価値創造を目指して作られた。

 米ぬかから採られた米油とライスワックスをベースに、収穫の際に捨てられてしまう野菜の外葉などを原材料に使った。野菜の色を補う顔料は、食品の着色に使用されるものと同成分のものを採用。小さな子どもが使って万が一口に入ってしまっても、安全な素材だけでできている。全10色で、それぞれの色に「きゃべつ」や「かぼちゃ」など、原料となった野菜の名前がつけられている。

 廃棄や市場に流通しない地域の規格外品や端材などを使用することで、食品循環を目指した“最先端”のクレヨンだ。近鉄リテーリング直営のお土産店舗「GOTO-CHI(ごとーち)」各店、「irodori kintetsu阿部野橋店」および同社運営通販サイト「いろどりモール」で販売 する。税込み2200円。

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