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のんべえには少な過ぎてキツイ! 厚労省が公表した飲酒量ガイドラインに関する調査

ガイドラインをどう考えるか

 厚生労働省が今年の2月19日に、不適切な飲酒を減らすため「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表したことをご存じだろうか? これは飲酒によるリスクやさまざまな状況下における相応の飲酒量・飲酒行動の判断を明確にするためのガイドライン。この中で、生活習慣病のリスクを伴う1日当たりの「純アルコール量」として、男性で40グラム以上、女性で20グラム以上の基準を設けている。

 そうした中、カタログギフトを展開するオフィスギフト(ウェブギフト・東京)は、この飲酒ガイドラインに関するアンケート調査を実施。調査期間は3月4日~3月11日で、20〜70代以上の男女300人が回答した。

 まず、厚生労働省のガイドラインについて、「考慮しなければならない」「ある程度考慮する」と回答した人は65%。健康に留意して意識する人が多数派となったが、一方で考慮したい人からは「実際飲む人にとっては、この量は少なすぎると思う」(40代男性、毎日飲む)といった声が聞かれる。実際、ガイドラインの定めた基準は日常的にお酒を飲む方にとっては非常に少ない。乾杯したら、ハイ終わり!となるという。

 このように、ガイドラインについて考慮する人の方が多かったが、今後の飲酒意識が変わるとした人は全体の約31%に過ぎない。カンタンにお酒の量を減らすことができないのかもしれない。

今後に変化はあるか

 最後に、純アルコール量20gに相当するお酒の量を以下に示してみよう。

〇度数が5%のビール:ロング缶や中瓶1本にあたる500ミリリットル
〇7%の酎ハイ:350ミリリットル
〇12%のワイン:小さいグラス2杯分の200ミリリットル
〇15%の日本酒:1合弱

 なるほど、のんべえにこれはキツイかも!

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