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ヤマハが独自の音場創生技術搭載ヘッドホンアンプ

 ヤマハ(静岡県浜松市)は、同社初となる高級ヘッドホンアンプ「HA-L7A」を11月30日に発売する。独自の音場創生技術を搭載し、長年培ってきた高音質オーディオアンプ技術を投入している。希望小売価格は税込み44万円。

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  アンプ部は、出力段の左右チャンネルそれぞれの電力増幅回路をフローティングし、プッシュプル動作を完全対称化して、ヘッドホンを高忠実度で駆動。「アーティストが込めた思いの全てを表現し人の感情を動かす音」を目指す。

  同社AVアンプの音場創生技術をヘッドホンアンプに最適化したサウンドフィールドモードを搭載し、2chのステレオ音源の情報を解析して、音源が定位する位置などを再構成。包まれるような音場の2ch音源として出力して、音楽や映像など、ソースごとに最適な音場の再現を可能にしている。また、ESS社製D/Aコンバーター「ES9038PRO」を内蔵しており、USB-DACとして、ハイレゾ音源のPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzネイティブ再生に対応している。

  入力はアナログ1系統(RCA×1)とデジタル3系統(光、同軸、USB-B)で、出力はヘッドホン3系統(標準 6.3mm×1、バランス 4.4mm×1、XLR 4極×1)のほか、プリアウト/ラインアウト2系統(TCA、XLR)を備え、オーディオアンプ/スピーカーにもつなぐことが可能だ。出力1000mW+1000mW、大きさと重さは333W×133H×189D mm/5.3kg。

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