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甲子園で初の大学準硬式野球の大会  東西対抗方式で、入場無料

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 硬式と軟式の中間的な準硬式球を使用する大学準硬式野球の大会「全日本大学準硬式野球 東西対抗日本一決定戦」が、11月14日(火)兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。第1回の昨年は、残念ながら雨で中止になったため、今年が記念すべき大会になる。 
主催は全日本大学準硬式野球連盟。準硬式では初めての甲子園での大会に、選手の士気は大いに高まっている。当日は、午前9時から、 昨年試合ができなかった2022年メンバーによるエキシビションマッチを行い、正午からオールスターによる東西対抗試合を開始する。入場は無料。

レベルクリアした50選手

 高校時代は甲子園を目指し硬式でプレーする選手が圧倒的だが、卒業後は野球だけでなくさまざまな経験をしたいと準硬式を選ぶ選手が多い。連盟では「学業とスポーツの両立」を目標に掲げ、文系、理系を問わず活動し、未経験者、女子選手も受け入れている。

 全国で約1万人の選手が連盟に登録。競技のアピールも兼ねた今大会は、全国のチームから選抜して東西二つに分けて試合を行う。出場選手は、ある一定の技術レベルを提示し、それをクリアした選手が自薦で応募。そのうち東西で50人が選ばれた。今年のドラフトではオリックス5位で指名された高島投手(明治準硬式・王子)のように準硬式からプロ野球に進んだ選手も多数いるなど、レベルの高いプレーが期待される。

 甲子園球場は、女子高校生の全国大会決勝の会場として提供されるなど、野球の「聖地」として門戸が広がりつつある。準硬式も、学生たちに再び甲子園を目指せるよう夢を与える意味で舞台を整えた。全国から集まる選手、マネジャー、審判、トレーナーなど関係者は2泊3日で行動を共にして交流を図るほか、将来設計のガイダンスや正しい倫理観と道徳心を持ちスキルを高めていく競技者としての心構えの大切さなども学ぶ予定だ。

東日本選抜チーム 主将 中島健輔(日本大)「ハツラツとしたプレーを皆さまに届け準硬式野球を魅了できるよう精いっぱい頑張りますので、一緒になって甲子園大会を楽しみましょう!」

西日本選抜チーム 主将 森田勇太(甲南大)「まさか、大学で『もう一度甲子園』を目指せるとは。聖地『甲子園』でプレーできる感謝の気持ちを持ち、ユニフォームが真っ黒になるほど泥臭いプレーを皆さまにお届けいたしますので応援よろしくお願いいたします」

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