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博物誌のような歴史マンガ 『プリニウス』最終巻

プリニウス12カバーオビ-2019

 古代ローマの巨人・大プリニウスを描いた歴史マンガ、『プリニウス』(ヤマザキマリ&とり・みき合作、新潮社・東京)の最終巻が発売になった。ウェスウィウス(ベスビオ)火山の大噴火や火砕流に巻き込まれるポンペイの街など、迫力満点のシーンの連続、読み応えたっぷりのフィナーレだ。

プリニウス
プリニウス

 古代ローマを生きた史上もっとも有名な博物学者、ガイウス・プリニウス・セクンドゥス。ローマ艦隊の司令長官も務め、自然、動植物、文明などの森羅万象を網羅した『博物誌』を書きのこしたこの人物が主人公。古代ローマ時代の風景や風俗、人々の生活ぶりなどを活写、ローマのコロッセオ、アレクサンドリアの巨大図書館、クレタ島の迷宮など、現在の「世界遺産」も続々と登場する。

 連載スタートから10年、プリニウスの運命を“読み届け”よう。税込み814円。 

(左)ヤマザキマリ、(右)とり・みき
(左)ヤマザキマリ、(右)とり・みき

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