和菓子職人が本気を出して研究開発した和＋洋の絶妙な組み合わせのピッツァが誕生。竹久夢二本舗敷島堂 (岡山県瀬戸内市)が、岡山市の「敷島堂 平井店(シキシマドウノカフェ)」限定で「和スイーツピッツァ」3種を7月1日(土)に発売する。

　「あんこのピッツァ」は、独自配合のピザ生地の上に、自社製の「北海粒あん」とスライスした餅、さらにモッツァレラとクリームチーズの2種類のチーズをのせて焼いた。仕上げに濃厚で芳醇（ほうじゅん）な焦がしバターソースの風味が楽しめる。また、イートイン限定で、ピッツァの中央にバニラアイスをのせて提供する。

　「シキシマドウノマルゲリータ」は、瀬戸内市の武久農園で太陽をいっぱいに浴びて育った桃太郎トマトを100％使用。一つ一つ丁寧に湯むきし時間をかけて煮込み、トマトソースにしている。イタリア産のモッツァレラチーズとオリーブオイル・新鮮なバジルの葉のみを使っている。

　「りんごのカルツォーネ」は、包み焼きピッツァの中にシナモンとラム酒で香りづけした国産リンゴとカスタードクリームがたっぷり入っている。包みを割るとシャキシャキとトロトロの2種類の食感のリンゴがゴロリとあふれてくる。甘酸っぱいリンゴと、とろけるカスタードクリームの相性が抜群な一品。

　いずれの商品も450℃以上の高温の窯に入れて約90秒で焼くナポリ風本格ピッツァ。6月に瀬戸内市の邑久総本店で開催した「お菓子まつり」で発売前の特別販売をしたところ、毎日100人以上が購入し、連日昼前には一時売り切れが出たほどの人気を博したという。3種とも税込み1320円。