広瀬アリスが主演するドラマ「366日」（フジテレビ系）の第4話が、29日に放送された。（※以下、ネタバレあり）

　本作は、HYの名曲『366日』の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語。

　水野遥斗（眞栄田郷敦）が入院してから3カ月が過ぎようとしていた。雪平明日香（広瀬）は、遥斗が目覚めることを信じて付き添うも、いまだ意識は戻らない。それでも明日香は奇跡を信じていた。

　ある日、音楽教室で働く明日香は、クラリネット講師の根岸優（李千鶴）ら講師仲間からチャリティーコンサートに出てみないかと誘われる。高校からクラリネットをやっていた明日香に期待の声が集まるも、明日香は「今は聴く専門なので」と断わる。

　病院に行った明日香が遥斗にそんな出来事を話していると、下田莉子（長濱ねる）と小川智也（坂東龍汰）が来た。話を聞いていた莉子は「やってみればいいのに」と促すが、明日香は自信がなさそう。

「366日」（C）フジテレビ

　そんな莉子も遥斗に伝えたいことがあると言う。莉子は彼氏の狛江崎亘（岩永丞威）と結婚することにしたと報告。返事のない遥斗に代わり、喜ぶ明日香と複雑そうな顔の智也。

　そんな折、莉子が帰宅のために歩いていると、電話中の亘に出くわす。小声で電話する亘を気にする莉子。アパートに帰ると、亘は話があると真剣な顔で切り出して…。

　ラストシーンでは、病室で遥斗が目を覚ますが、次週予告の中で、医師の池沢友里（和久井映見）から遥斗が高次脳機能障害であることが告げられる展開となった。

　放送終了後、SNS上には、「目を覚ましたときの眞栄田郷敦の演技に鳥肌が立った」「遥斗は高次脳機能障害か…。やっぱりつらい展開になった」「遥斗の目が覚めて本当によかったけれど、まだ大変な試練が続く。今後、どうなるんだろう」などの感想が投稿された。

　このほか、「高校時代の5人の友情エピソードは、自分の高校時代と照らし合わせて、懐かしんだりしながら見てる」「明日香と莉子の友情回だった。大人になってから、お互いにごめんと素直に謝れる関係は尊い」「宮辺看護師は遥斗と絶対に関係がある。後半に何かありそうなキャラ」といった声も寄せられた。

「366日」（C）フジテレビ