2012年、19年に続き3回目。神保町シアターが、あえて暑い季節に上映してきた人気シリーズ、特集「にっぽんのアツい男たち3 男が惚れる男たち」（小学館・東京）が7月1日から上映される。

　今回上映されるのは「トラック野郎シリーズ」の菅原文太に代表される“女にはモテないが仲間には愛される情に厚い男” や、勝新太郎がはまり役とした “男気あふれる兄貴肌の男” 、高倉健のような “女にもモテるが男も憧れる男” など、圧倒的に男性支持の高い男優たちのアツい作品の数々。

　70年代以降に活躍した原田芳雄、内田裕也、松田優作らを含め、時代をけん引した個性派として、強烈な印象を残した男優たちの活躍を、幅広いジャンルの作品で楽しめる。

　また期間中には、上映作品『119』監督・出演の竹中直人さんトークイベントも開催される。ハリウッドでも活躍する真田広之や浅野忠信らが出演、ミュージシャン・忌野清志郎が音楽を担当した本作について、撮影当時の貴重な話を聞くことができる。神保町シアターの入場料金は、一般1300円、シニア1100円、学生900円。