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次世代を担うアスリートのサポートを強化 上月財団の第22回「スポーツ選手支援事業」対象者決定

昨年度の「上月スポーツ選手支援事業」認定式・「上月スポーツ賞」表彰式の様子
昨年度の「上月スポーツ選手支援事業」認定式・「上月スポーツ賞」表彰式の様子

 40年の歩みの中で、スポーツ・教育・文化の振興と発展やより良い社会づくりなどを目指した事業を展開している上月財団 (東京)。日本を代表して今後の活躍が期待されるスポーツ選手や指導者の活動環境整備をサポートする「スポーツ選手支援事業」が、今年22回目を迎えた。今年も13競技から、ジュニア選手を含む優れた素質を持つ76人が選ばれた。

 これまで年間60万円の支援を行ってきたが、ジュニアアスリートたちが活動資金の不安を持つことなくトレーニングに励み、世界の大舞台に羽ばたいていくことを願い、今年度の認定選手から、小・中学生は年間90万円、高校生・大学生は年間120万円に増額した。対象者は同財団のホームページに掲載している。

 選考は、国際大学スポーツ連盟の五十嵐久人理事、公益財団法人日本スポーツ協会のゼッターランド ヨーコ常務理事、筑波大学体育系の山口香教授、コナミグループ株式会社の東尾公彦代表取締役社長で構成される選考委員会によって行われた。今回を含め、のべ1403人が同事業の支援を受けている。また、同事業の認定選手を対象に、オリンピック競技大会・世界選手権大会等で優秀な成績を収めた選手に「上月スポーツ賞」を贈っている。

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