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「帰りたいけど、がんばる」生徒を募集 一週間自給自足生活に挑戦する無人島学校

過去の開催時の様子
過去の開催時の様子

 電気もガスもないから、まずは火おこしからスタート。一週間、自給自足の生活に挑戦する「第17回無人島学校」(NPO法人生涯学習サポート兵庫)の参加者募集が始まった。8月13~20日の7泊8日、無人島の松島(兵庫県立いえしま自然体験センター管理:姫路市家島西島)で自立心を養う、子どもたちのための企画だ。

過去の開催時の様子

 この無人島学校は、2007年から毎年夏休みに実施している。主に小中学校の子どもたちが、のべ1000人以上参加してきた。持ち込む食料は水と米と調味料のみ。食材となる魚や貝を捕獲しないと、まともな食事にありつけない。人工的な建造物は、くみ取り式トイレのみ。電気もガスもなく、調理は火おこしからスタートだ。

過去の開催時の様子

 参加対象は2008年4月2日以降生まれで、だいたい15歳くらいまで。3分以上水に浮かんでおくこと、25m泳ぐことができ(どちらもライフジャケット・浮き輪使用可)、参加当日までに、家庭でワークブックの課題に取り組むこと、着がえ、荷物整理、和式トイレの使用、常備薬の服用など生活面の自己管理ができることなどが条件だ。
 参加費用は税込み14万3000円。ひとり親家庭・就学援助世帯応援価格は同9万9000円。 

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