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ミュシャのモデルはどんな人? ポケットに入れて美術館へ行きたい一冊

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 美術愛好家でなくても、美術館巡りは楽しい。でもちょっとだけ作品についての予習をすれば、もっと楽しく鑑賞できる。『知れば知るほどおもしろい 女性画の秘密』(佐藤晃子著、大和書房・東京)が発売された。ポケットに入れて美術館に行きたくなる一冊だ。

 本の焦点は女性画。「モナ・リザ」や「オフィーリア」「受胎告知」のような有名作から、ヘレン・シャルフベックやタマラ・ド・レンピッカの自画像まで、各時代の美術様式の潮流が伝わる魅力的な女性画を70点を紹介。巨匠たちは女性をどのように描いたのか。女性画の変遷をたどりながら、美術史の流れを体感できる。

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 例えば、日本でも人気のあるミュシャのポスター画のモデル。一体どんな人物だったのか、なぜミュシャが彼女を描くようになったのか。制作の背景を読み解くことで、見慣れた作品でも新しい視点を持てるようになるかもしれない。税込み1100円。 

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