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「最高の教師」最終話 “九条”松岡茉優に衝撃の展開  「重いテーマだったけれど良いドラマ」「心情描写が良かった」

 松岡茉優が主演するドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 1年前、突如与えられた2周目の人生。生徒に突き落とされた自らの死の未来を変えるため、“何でもする”覚悟を決めた九条(松岡)は、この世界を「変えよう」と、ひたすらに駆け抜けた。

 その思いに、これまで無自覚に人を傷つけ、無自覚に我慢をし、無自覚に見過ごしてきた3年D組の生徒たちも一人、また一人とその「本気」を解放して来た。

 そして、再び迎えた“卒業式の日”の日。1年前と同じ上階の廊下に九条が向かうと、九条を突き落とすために現れた犯人は、星崎(奥平大兼)だった。

 そこで、九条は星崎と対峙(たいじ)する。星崎は子どもの頃に、自分が人とは違っていることに気付き、本来の自分を押し殺して、白黒映画のような色のないむなしい世界の中を生きて来たこと、九条によって周囲が変わっていく中、「自分だけは変えられない」と絶望したことを訴える。
 
 九条は、そんな星崎に「自分だけでも、自分を信じてみてくれませんか」とお願いするが、星崎は「やっぱり動かないんだよね、俺の心。悲しいね、先生…」と告げ、廊下から身を投げてしまう。

 宙に浮く星崎の手を九条が懸命につかむと、そこへ蓮(松下洸平)と3年D組の生徒たちが駆け付け、星崎を何とか引き上げることに成功する。

 しかし、安堵(あんど)したのもつかの間、九条は逆恨みされた浜岡(青木柚)にナイフで刺され、倒れてしまう。意識が遠のく中、九条は鵜久森(芦田愛菜)から「無自覚に人を傷つける世界を少しでも変えるよう、バトンを託された」ことを回想する。

 ラストは病室で九条の意識が戻り、蓮や生徒たちに囲まれる中、九条が笑みを浮かべる場面で物語は終幕した。

 放送終了後、SNS上には、「重いテーマだったけれど良いドラマだった。九条先生が生きていて良かった」「このドラマは心情描写が良かった。役者さんたちの演技が最高で何度も泣いた」「サブタイトルがどう回収されるのか注目していたが、『託された』は、このドラマにふさわしかったと思う」などの感想が投稿された。

 このほか、星崎が抱えて来た心情について、「めちゃくちゃ共感した」「周りとは違う自分が苦しい、白けて見えてしまうという星崎くんの気持ちがすごく分かる」「未成年特有の虚無感がヒシヒシと伝わって来てつらかった」といった声も寄せられた。

 ドラマは、民放公式テレビ配信サービスTVerで、第1話から第3話+最終話を配信中。

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