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草なぎ剛の主演舞台「シラの恋文」ビジュアル公開 京都・福岡・東京での上演日程も発表

 草なぎ剛が主演する、シス・カンパニー公演「シラの恋文」の撮り下ろし写真によるチラシビジュアルが公開された。また、公演日程が発表されると同時に、特設サイトがオープンした。

 本作は、劇作家・北村想とシス・カンパニーが、構想から執筆完成に至るまで長い年月をかけて練り上げてきたオリジナル戯曲。フランスの劇作家エドモン・ロスタンの戯曲にも描かれ、17世紀に実在した人物で剣豪でもあった「シラノ・ド・ベルジュラック」から発想された物語だ。

 物語は、ある晴れた日に、草なぎ剛演じる「鐘谷志羅(かなたにしら)」という男が、テンガロンハットを手に、古めかしい手提げの旅行かばんを抱えて、坂道を上って来るところから始まる。坂道を上り切った、海が一番美しく見える場所に建つのは、結核療養施設・サナトリウムで、志羅はそこにやってきた「新参者」だった。この施設には、さまざまな事情を抱えた住人たちや職員たちが志羅を待ち受けている。そして、ここで志羅には、ある運命の出会いが訪れる。

 主人公・志羅と生活を共にするサナトリウムの住人たちを演じるのは、大原櫻子、工藤阿須加、鈴木浩介、西尾まり、明星真由美、中井千聖、宮下雄也、田山涼成、段田安則といった盤石の布陣。ベテラン勢から、本作で初舞台を踏む工藤まで、さまざまな出自の俳優が集い、草なぎと共にさらなる高みをめざす。演出は、「日本文学シアター」シリーズなど、これまでにも多くの北村作品演出を手掛けてきた寺十吾が務める。

 また、8月26日18時には、特設サイトもオープン。公演日程や詳細なタイムテーブル、前売りチケット取扱情報などが発信される。

 舞台は、12月9日~17日に京都劇場、12月22日~28日に福岡・キャナルシティ劇場、2024年1月7日~28日に都内・日本青年館ホールで上演。

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