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「どうする家康」柴田勝家を演じた吉原光夫がコメント 北川景子が演じる市の「最後のシーンは最の高です」

 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第30回が6日に放送され、柴田勝家を演じた吉原光夫がコメントを寄せた。

 第30回の「新たなる覇者」では、秀吉(ムロツヨシ)の動きを苦々しく見ていた市(北川景子)が、勝家との結婚を決意。秀吉と勝家の対立が深まる中、家康(松本)は関東の雄・北条氏政(駿河太郎)との一戦に臨む展開となった。

 柴田勝家の人物像について、吉原は「歴史などから、猛将であり、家来に対し優しかったなど、『漢』っぽさが感じられる人物像を感じましたが、この『どうする家康』では、家康と信長の間にあり、どうつなげていくか、そして少しサディステック?(笑)な信長さまに一生を尽くす理由を探してみました。1人の男にほれるということは自分もあるので理解しましたが、やはり『臆病』でもあったのかな? と仮定し、少しキャラクターラインに加えて演じました」と語った。

 秀吉とのやり取りで印象深いシーンを問われると、「秀吉というよりも、ムロさんにやられたという感じでした、笑。ムロさんが現場でも、俳優として、リーダーとしても才覚がある人なので、そのままやられてるな…やられたな…と。勝家にとっては、武将というよりも、『人間』として信長さま以来、初めて恐ろしさを感じた『狂気』を持った人物なんだろうと思います。だからこそ、にらみ、尻を蹴り必死に出鼻をくじこうと頑張った…勝家かわいいですね」とコメントした。

 市という存在については、「勝家は、これまでも織田家のご子息を養育していたこともあるので、お市のことは、最後まで織田家の君主として仕え、織田家の大切なご子女であったのかな? と思っています」と語り、死を覚悟した勝家と市の最後のシーンについては、「北川さん演じるお市の姿には、悲しみの中にもどこか解放された自由な雰囲気があり、やっと自分らしく生きて終われる。そんな姿に自然と…泣」と撮影時を振り返った。

 第30回で出演の放送を終えた吉原。「長期にわたる撮影で思い出に残っていることは?」との問いには、「岡田(准一)くんとは、大河以前に映画でも共演させていただき、彼の一種信長さまにも似ているカリスマ的な部分や、映像やアクションに対する狂気みたいな部分も感じていたので、信長さまに仕えるのは容易でした、笑。松潤くんとのやりとりが、事務所の中での師弟関係と、信長さまと家康との関係と重なるところがあり、見ていてほほ笑ましい部分と、ヒヤッとする部分にリアリティーがありました」と回顧。「北川さん演じるお市は、空気が割れるほど凛としていて、カッコよかったです。最後のシーンは最の高です」と絶賛した。

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