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広瀬アリス「どうする家康」で家康の側室・於愛の方に 「いるだけでその場がぱっと明るくなるような女性」

 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第23回が18日に放送され、家康の側室となる於愛の方を演じる広瀬アリスからコメントが届いた。

 大河ドラマ初出演となった広瀬は「俳優を始めて10年以上たちますが、大河ドラマには漠然とした憧れを持っていました。いつか出られたら…と思っていたので、今回お話を頂けたときは純粋にうれしかったです」とコメント。

 また、「顔的に時代劇は難しいのかなとも思っていましたが、周りの皆さんはっきりしたお顔の方も多いので、いざ現場に行ってみると、私も違和感なさそうだなとほっとしました」と笑う。

 撮影でのエピソードとして、「クランクインして間もない頃は、まだ自分の中で役を探っていましたし、現場の空気が出来上がった中に途中参加する状況だったので初めは緊張していました。そんな中、撮影序盤のある日、松本潤さんが私を気遣って本読みに付き合ってくださり、迷う部分を一緒に考え、私の芝居を受けて『そのままでいいよ』と言ってくださって。安心して現場に入ることができたなと思います」と明かした。

 脚本に描かれた於愛の方については、「いるだけでその場がぱっと明るくなるような女性だなというのが第一印象でした。物語的には家康にとって苦しいシーンも続きますが、於愛が出てくる場面はくすっと笑えるコミカルさもあり、とにかく明るくて豪快で、家康の苦しい心にすっと光を照らすような感じがして。視聴者の皆さんにも、シリアスなシーンの合間に、於愛の場面でほっこりしていただけたらいいなと思います」と語った。

 クランクインは瀬名(有村架純)とのシーンだったという。広瀬は「女子同士の柔らかい会話というか、ほっこりと楽しいシーンで印象に残っています。どっしりと構えられている瀬名さんに対して、子どもっぽくておっちょこちょいな於愛。その対比でそれぞれのキャラクターが際立つ場面だなと思いながら演じました」と回想。

 「瀬名が於愛に家康を託そうと決意する場面でもありましたが、『瀬名と於愛がクスクス笑い合えたときに、お互いにほれる』というイメージで臨みました。この方だったら任せられる、この方の代わりだったら頑張れると直感的に感じるというか。監督とは『瀬名と於愛がもっと一緒にいられたら、2人はすごく仲良くなれそうなのにね』という話もしたのですが、本当にその通りだなと思います」と語った。

 最後に、「今作では、戦国を生きる女性たちが色濃く描かれていますが、芯の通った強い女性が多い印象です。於愛もおっちょこちょいで不安になる面もありますが、殿を支えるという意味でも、今後母になっていく意味でも、瀬名さんとは違うアプローチで“強い女性”でありたいなと思っています」と話した。

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