KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

柴田理恵、団子売りの老婆役で「どうする家康」に度々登場 「戦乱で翻弄されるのは庶民。これは今の世の中も同じ」

 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第19回「お手付きしてどうする!」が21日に放送され、団子売りの老婆役を演じた柴田理恵からコメントが届いた。

 「団子屋の老婆」は、長年、浜松の移り変わりを見守ってきた人物。第11回「信玄との密約」で初登場し、第15回「姉川でどうする!」では、浜松に入城する徳川家康(松本)に対し、石入りの団子を食べさせる場面で再登場。第17回「三方ヶ原合戦」でも、井伊虎松(板垣李光人)と会話を交わすシーンが描かれた。

 今回の登場でも、強烈な印象を残した柴田。この役を演じる上で意識したことを尋ねられると、「演出の方とは『自分たちの生活の場が戦で領主が変わったりすれば、それはいい気持ちはしないでしょう。この老婆は、実際に浜松にいた人たちの思いそのままでしょうね』というお話をしました」と明かした。

 また、「戦乱に巻き込まれ、翻弄(ほんろう)されるのは庶民です。権力者なんてクソ食らえと心の中では思いながらも、右往左往させられるのも庶民です。これは今の世の中も変わらないと思います」と語った。

 「この老婆をどのような人物と捉えたか」と問われると、「戦乱の世に翻弄されながらも、たくましく生きていく庶民、時には権力者の悪口を言って笑い飛ばす、明るく強い庶民の代表のような老婆だったと思います。子どもから大人まで『うんちのおもらし』は笑ってしまいますから」とコメントした。

編集部からのお知らせ

新着情報

あわせて読みたい