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福山シティFC(2年ぶり4回目)

 社会人中国リーグの福山シティFCは広島県予選決勝で広島経済大に4―0で快勝し、2年ぶりの出場権を獲得した。球際での激しいプレーを徹底して相手を寄せ付けず、昨年準優勝に終わったリベンジを果たした。

 予選全3試合で無失点。前線からの積極的なプレスでボールを奪いにいき、DFの徳永椋太や黒宮渉らを中心に守備が堅い。攻撃では予選で計6ゴールのFW高橋佳を軸に、FW吉井佑将、MF藤井敦仁主将も得点力がある。森亮太監督は「伸びしろがあるチーム。主導権を握って得点する、目指している形で戦いたい」と見据える。

 日本フットボールリーグ(JFL)初昇格と「打倒Jクラブ」が目標。初戦はJFLの沖縄SV、2回戦ではJ1アビスパ福岡が待ち受ける。藤井主将は「全員攻撃、全員守備を徹底して、勝利につなげたい。全国にチームの名を広める」と闘志を燃やす。

 

(中国新聞)