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鹿児島ユナイテッドFC(3年連続9回目)

 2年目の指揮を執る大嶽直人監督は、ボールを保持しながら主導権を握るサッカーを志向する。昨季主力を担った選手の大半が残留したこともあり、戦術理解の浸透は順調。大嶽監督は「誰が出ても同じサッカーができる」と自信をのぞかせる。

 強力なサイド攻撃がひとつの武器。推進力のあるDF薩川淳貴、組み立てのうまいMF星広太と、タイプの違う両サイドバックが鍵を握る。前線は、2016、17年に鹿児島でJ3得点王に輝いたFW藤本憲明がJ1神戸から再加入し、迫力が増した。リーグ戦で好調のFW端戸仁や、昨季キャリアハイの15得点を挙げたFW有田光希にも期待がかかる。守備は、主将のDF広瀬健太を中心に試合を重ねるごとに安定感が増している。

 鹿屋体大と対戦した鹿児島県予選決勝は1―0で勝利。ベテランが多く活躍するチームだが、ゴールを決めた高卒ルーキー・FW武星弥を筆頭に、若手の勢いもある。

 

(南日本新聞)

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