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三菱水島FC(2年ぶり15回目)

 岡山県代表決定戦は、中国社会人リーグでしのぎを削るNTN岡山を1―1からのPK戦の末に下し、2年ぶり15度目の本大会切符を獲得した。主力の負傷が相次ぐ苦しいチーム事情ながら、計4試合で12得点5失点と底力を見せつけた。

 高い位置からのハードプレスを起点に素早く相手ゴールに迫る「堅守速攻」が基本スタイル。16歳以下の代表歴のあるDF中矢裕貴や卓越した戦術眼を持つMF中川知也を軸にセンターラインは安定感抜群で、得点力の高いFW宮沢龍二ら攻撃陣にどれだけボールを集められるかが鍵を握る。

 前回(2021年度大会)は2回戦でJ1名古屋に0―5で完敗した。今回も初戦からJ3琉球と対戦することが決まり、主将の宮沢は「粘り強く戦っていれば、必ずチャンスが来る。下克上を果たしたい」。悲願のJクラブ撃破へ、気合が高まっている。

 

(山陽新聞)

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