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Cento Cuore HARIMA(2年連続11回目)

 大学サッカー界の名門、関学大との兵庫県代表決定戦決勝を制し、2大会連続で挑む。湘南ベルマーレなどで活躍した佐野裕哉監督は、今季から現役復帰。「監督として俯瞰(ふかん)して見つつ、選手たちには負けられない」と41歳がピッチを駆ける。

 佐野は「自分たちから奪いにいく」と積極的な守りを求め、中盤で先発した決勝でも体現。「きれいなサッカーをすることに越したことはないが、切り替えの速さや球際の激しさ、必死さに人は感動する」。野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で感情をむき出しにプレーした大谷翔平(エンゼルス)の例も持ち出し、戦う姿勢を落とし込む。

 レギュラーは固定しない。決勝に途中出場して決勝点を決めたFW平谷成矢は「(関西リーグ1部の)開幕戦からスタメンだったのが、前の試合はメンバー外。常にプレッシャーがある」と話す。激しい競争がチームの推進力だ。

 

(神戸新聞)

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