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関西大学(2年連続18回目)

 昨年と同じカードとなった大阪サッカー選手権大会の決勝は、関西大学がFC大阪に2―0で勝利して、2年連続で天皇杯への出場権を獲得した。豪雨と強風の中で行われた試合は、後半終了間際の85分にFKからDF木邨優人がヘディングで決めてスコアを動かすと、93分にも相手の総攻撃の背後を突いたカウンターアタックからFW西村真祈が押し込んで試合を決めた。

 前田雅文監督は自分たちで発想を持って実行するクリエイティブなサッカーを掲げている。パスをつなぎながら、サイド攻撃や連係を生かした崩しで攻撃を仕掛けるのが関西大学のスタイルだ。そこに西村やFW百田真登という2トップの強さをシンプルに生かす攻撃も加えながら、チャンスをつくっていく。

 「去年より個々のレベルでは劣ってしまうかもしれないが、一致団結してチームとして戦えるのが僕たちの強み」と木邨が話す。

 昨年は1回戦を突破して、2回戦でセレッソ大阪と対戦する中で学ぶことがあった。今年も、まずは初戦突破に全力を注ぐ。

 

(雨堤俊祐)

天皇杯サッカー