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FC岐阜(3年連続17回目)

   岐阜県代表決定戦決勝では、J3のFC岐阜が大学代表の岐阜聖徳学園大を11―0で下して、3年連続の本戦出場を決めた。クロスや抜け出しを中心とした多彩な得点パターンを見せた一戦に、今季から指揮を執る上野優作監督は「相手との力の差はあったが、攻撃の形が浸透していることは再確認できた」と充実感を漂わせた。

 攻撃陣には個の能力が高い選手がそろう。決勝でハットトリックを達成したFW田口裕也に加え、昨季J3得点ランキング2位のFW藤岡浩介やスピードスターのMF窪田稜らが中心となってゴールを狙う。田口は「技術や能力が高い選手が集まっている。つながっていけたら、本当に強いチームになれる」と自信をのぞかせる。

 リーグ戦では9節終了時点で18位と苦戦しているが、上野監督は「勝てば次につながる大会。一戦一戦を大事に戦っていきたい」と力を込める。若い選手が多いだけに、勢いにさえ乗れれば、J1やJ2のチームにとっても侮れない存在になるだろう。

 

(岐阜新聞)

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