Ｊ４相当のＪＦＬでしのぎを削る社会人クラブ。順天堂大学との千葉県大会決勝は、延長後半にロングスローの流れから、加入１年目のＤＦ赤松秀哉が頭で決勝ゴール。２─１で競り勝ち辛くも本戦切符をつかんだ。

    就任５年目の元日本代表ＤＦの都並敏史監督が率いる。守備に重点を置きつつ「２─１で勝ち切るサッカー」を理想とする。ＤＦの西袋裕太を中心に戦況や相手の出方を見ながら、３バック、４バックとシステムを使い分ける柔軟性も特徴だ。

 「浦安の人たちが盛り上がってくれる」と監督はＪクラブとの対戦を切望する。１回戦を突破すれば、横浜Ｆ・マリノスと当たる組み合わせ。「失うものはない。貪欲に勝利を狙いたい」と西袋。まずは目先の１回戦を突破し、昨季Ｊ１王者への挑戦権をつかむ。

（千葉日報）