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北斎やモネのささやきが聴こえる 銀座で「印象派誕生150年記念 平松礼二展」

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日本の山河」二曲一隻屏風(2024年)

 今年は、1874年の第一回印象派展から150年。発祥地のフランスをはじめ、世界各地でさまざまな記念美術イベントが開催される。日本でも、フランスで展覧会を直前に控えた日本画家・平松礼二氏による最新作20点を発表する「印象派誕生150年記念 平松礼二展−北斎やモネの囁きが聴こえる」が4月15日~5月15日まで、東京・銀座の「ギャラリー桜の木銀座」(東京)で開かれる。1874年に開催された第一回印象派展と同日程だ。

 平松氏が、日本美を印象派の画家たちの眼から発見する「印象派・ジャポニスムシリーズ」を開始したのは1999年。2013年にはモネが生涯を注いだ庭に隣接する公立ジヴェルニー印象派美術館で「平松礼二展」が開催され、大きな反響を呼んだ。フランスでの個展は今回が3度目で、銀座での展覧会は国内での壮行会企画。フランスでは今年、印象派誕生150年関連企画が目白押しだが、今夏は五輪でなかなか現地に行くのも大変。国内で鑑賞できるのは貴重な機会だ。入場無料。

「フランスジヴェルニー・晩秋の池」二曲一隻屏風(2024年)

「フランスジヴェルニー・晩秋の池」二曲一隻屏風(2024年)

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