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野村萬斎氏主宰『狂言ござる乃座 69th(東京)《2回公演》』 国立能楽堂で開催

 野村萬斎氏が主宰を務める『狂言ござる乃座 69th(東京)《2回公演》』が、3月29日~3月31日に国立能楽堂(東京都渋谷区)で開催される。萬斎氏の師父で人間国宝の野村万作氏を中心に狂言の公演を行うグループ「万作の会」が主催する。EjNqbZJzQfhUY3Yl5mAe

 『狂言ござる乃座』は、多彩な活躍を続ける狂言師・萬斎氏が自らの芸の研鑽(けんさん)と、「現代に呼吸する狂言」を観客・演者が一体となって考える場とすることを目標に、1987年から開催している主宰公演。
 69回目となる今回は、万作氏、萬斎氏、そして萬斎氏の長男で24歳の裕基氏の三代がそろってばくち打ちの役に扮(ふん)し、芸尽くしの酒宴に興ずる狂言『三人片輪』を上演する。三人三様に舞を披露する、酒宴の場面が見どころ。29日の回(19時開演)は「三曲」の小書(こがき:特殊演出)付きで、舞の演目が常とは変わり、31日の回(14時開演)の通常バージョンと見比べることも可能な趣向だ。そのほか、萬斎氏演じる僧がその気になりやすい人に翻弄(ほんろう)される『呂蓮』では、人生をかみしめる僧の述懐にも注目。『八幡前』は、いわゆる「逆玉」を目指す若者が、親切な知人にアドバイスをもらい婚活に挑むもトンチンカンなことになる爆笑必至の演目となっている。チケットはカンフェティで一般販売中。

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