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【コラム】コロナ後の夏にグランピング 自然の中で遊んで食べて徹底的に楽しむ

ドームの中は広々
ドームの中は広々

 テントを設営できなくても、飯ごうでご飯が炊けなくても、あちこちに出現しているグランピングで十分キャンプ気分が楽しめる昨今。“コロナ後”の夏はまずグランピングでワイワイ騒ぎたい、という人に、茨城県のアウラテラス茨城をご紹介しよう。

 常磐自動車道の土浦北インターから約15分。のどかな風景の中の細い道をちょっとだけ上るとドーム型のテントが見えてくる。駐車場の近くにあるのがチェックイン場所。車を止めてテントの鍵をもらったら、さっそく荷物を運び入れよう。とはいえグランピング。今回は夕食も朝食もついたプランを予約したから、持ち込んだのは少量の飲みものと朝用のドリップコーヒーのパック程度。パジャマもタオル類などのアメニティーもついている。

 筆者のテントは直径7メートルのスタンダードドーム。バスルームやトイレなどがテント前の別棟のコテージにあるから、その分ドームの中は広々で、定員は6人。ドームの中から山の緑を見渡せて気持ち良い。ドーム型テントのほかにもコテージやプライベートサウナ付きコテージなどもあり、人数や好みで選びがいがある。

バーベキューの常陸牛とローズポーク
バーベキューの常陸牛とローズポーク

 チェックイン場所の前には、自由に野菜を選べるスペースがあり、夕食のバーベキュー用に用意されたカゴにさまざまな野菜を入れ、スキレットや飯ごう、マグなども必要ならテントに持っていける。

 テントやコテージの前には、たき火スペースがあり、まきや着火剤を買えば簡単にたき火も楽しめる。夕食までの間はテントの中や、このたき火スペースのベンチでのんびりしゃべったり本を読んだりして過ごせる。山の鳥の声やカエルの鳴き声もちらほら。緑の香りに包まれ、日ごろの疲れやら緊張やらがほぐれていくのが分かる。

ビールも飲み放題
ビールも飲み放題

 陽が傾いてきたら、チェックイン場所の前にあるドームにもう一度下りて行こう。クラフトビールやスナックが無料で提供されている。その場でアペロを楽しんでもいいし、テントやコテージに持ち帰ってのんびり飲んでも構わない。夕食のバーベキューには、常陸牛やローズポークなど、地元茨城の食材が取り入れられ、グリルでワイワイ焼きながら食べているうちに夜空に星が光り出す。パソコンやスマホからちょっとだけ離れて、のどかにほの暗い夜景とたき火だけを眺めて過ごす静かな時間は、目も耳も休まるちょっと貴重なひと時だ。

たき火をしながらのどかな夜景を楽しむ
たき火をしながらのどかな夜景を楽しむ

text by coco.g

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